格安SIM各社の値下げの行方

先日HISモバイルから290円プランが出ました

このプランは何がすごいかといえば
5分かけ放題がついたプランで、通話は受けるだけで
ショートメールが使えればよいという人なら十分な人向けのプランです

ガラケーからの乗り換えの人にはむしろ安いくらいです
しかも、通話料は30秒で9円という業界最安値で
大半の格安SIMがプレフィックス通話ですが、これはdocomoの本回線なので音質が良い
※実は、ペンギンカケホ(3G・5G)もdocomo本回線ですがフルかけ放題です(^^)

じゃぁ、これで決まりだね!と言いたいところですが

このプラン、データー通信量が1000Mbまで
本当にこの容量で足りるかは、疑問です

また、通信速度も心配です

例え方が変かもしれないけど
うどんを頼んだらうどんが半玉で

少食な人なら足りるけど
結局、大盛りにしたりトッピングやご飯物を追加して
普通のうどん屋さんで普通に頼んだほうが安かったみたいなことになりそうです

ペンギンモバイルは、ユーザーにとってちょうどよいサイズを適正な価格で提供する格安SIMです
一般社団法人という特性を活かし、株主配当や内部留保をしない分だけユーザーに還元できるわけです

安くするだけなら品質を無視したら出来ます
むしろ、ペンギンモバイルは品質向上のため帯域の定数を使い切りません
なるべく渋滞がないように回線増設をまめに行いキャリア並みに帯域を贅沢に使っています

いま、格安SIM各社が値下げ競争に走っています
一見ユーザーにとってありがたいことですが
通信の原価を考えるとそのしわ寄せは必ずユーザーに戻ってきます

インパクトのある価格をイメージさせ
実際にはオプションで高収益を得る価格設定かもしれません

繋がらない安いSIMは、結局安くないですからね!
繋がらないかもしれないからタダでいいよ!でも使えたら普通に請求するよ!
みたいな会社ありますが、それもどうなんでしょうか?

携帯電話は、もはや固定電話に変わる生活必需品
使いたい時に使えないのでは宝の持ち腐れ

やっぱり、安心して使える格安SIMが一番なのです